NHKマイルカップ

※一昨日とスケジュールはほぼ同じ
帰り17:12東京メトロ丸ノ内線池袋行
  17:38各駅停車本厚木行

11日、京都競馬場で行われた12R・4歳上1000万下(ダート1200m)で、植野貴也騎手騎乗のサンエムワールド、北村宏司騎手騎乗のジェイケイボストン、武英智騎手騎乗のコンゴウダイオーが競走を中止。植野騎手は異状なかったが、北村騎手は左前腕部骨折、左大腿部挫創、武騎手は左臀部打撲、骨盤骨折疑いと診断された。
 また、コンゴウダイオーは右第2指骨粉砕骨折と診断され、予後不良となっている。

18日(日)に東京競馬場で行われるテレビ埼玉杯(1000万下、ダート1600m)の登録馬43頭が11日にJRAより発表され、06年のUAEダービー(首G2)以来戦列を離れているフラムドパシオン(牡5、栗東角居勝彦厩舎)が第1回特別登録を行っていることがわかった。
 フラムドパシオンは、父クロフネ、母がJRA1勝のカーリーパッション(その父トニービン)という血統。伯母に96年オークス、97年天皇賞・秋(いずれもGI)を制したエアグルーヴ、従姉妹にアドマイヤグルーヴ(エリザベス女王杯-GI・2回)、ポルトフィーノ(牝3、栗東角居勝彦厩舎)がいる。
 05年7月のデビュー戦(福島・芝1700m)を勝利し、続く2戦は敗れたが、初ダートとなった4戦目の2歳500万下(中山・ダート1800m)で後続に 2.4秒差をつける大差勝ちを収めると、続くヒヤシンスS(OP)も快勝。ドバイに遠征したUAEダービーでは、後の米年度代表馬インヴァソール Invasor(4着)に先着、勝ったディスクリートキャット Discreet Catから1.2秒差の3着に入り、世界レベルの実力を見せた。しかし、同年5月に右前脚の屈腱炎が判明し、長期休養に入っていた。今回復帰すれば約2年 2か月ぶりの実戦となる。通算成績6戦3勝(うち海外1戦0勝)。

カジノドライヴ、ピーターパンS(ダGⅡ)で勝利。日本調教馬としては初の快挙。次はいよいよベルモントSへ。

11日、東京競馬場で行われた第13回NHKマイルC(3歳牡牝、GI・芝1600m)の全着順、払戻金は以下の通り。

1 ディープスカイ 1:34.2
2 ブラックシェル 1.3/4
3 ダノンゴーゴー 1.3/4
4 ドリームシグナル 3.1/2
5 ファリダット 1/2
6 スプリングソング クビ
7 サトノプログレス 1/2
8 サダムイダテン 1/2
9 レッツゴーキリシマ ハナ
10 エーシンフォワード クビ
11 アポロドルチェ クビ
12 ゴスホークケン 1/2
13 エイムアットビップ クビ
14 アポロフェニックス クビ
15 アンダーカウンター 1.1/4
16 セッカチセージ 1.1/4
17 ダンツキッスイ 4
18 リーガルスキーム 6

単勝
9 430円
複勝
9 180円
5 290円
14 760円
枠連
3-5 1,720円
ワイド
5- 9 800円
9-14 3,150円
5-14 5,120円
馬連
5-9 1,980円
馬単
9-5 3,600円
3連複
5-9-14 28,130円
3連単
9-5-14 116,880円

四位洋文騎手
 NHKマイルC初勝利。JRA・GIは昨年の菊花賞(アサクサキングス)以来となる通算11勝目。JRA重賞はディープスカイで制した毎日杯(GIII)に続く今年3勝目、通算55勝目。

昆貢調教師
 JRA・GI初制覇。JRA重賞はディープスカイで制した毎日杯に続く通算4勝目。いずれも今年の勝利。地方では昨年の全日本2歳優駿(交流GI、イイデケンシン)を制している。

アグネスタキオン産駒
 06 年ロジックに続くNHKマイルC・2勝目。GI馬はロジック、ダイワスカーレット(07年桜花賞秋華賞エリザベス女王杯)、キャプテントゥーレ(08 年皐月賞)に続く4頭目で、全て3歳時の勝利。4月20日皐月賞、4月26日の福島牝馬S(GIIIマイネカンナ)、5月3日の青葉賞(GII、アドマイヤコマンド)に続く4週連続のJRA重賞勝ちとなった。

●馬主・深見敏男氏
 JRA・GI初制覇。JRA重賞はディープスカイでの2勝と、ディープサマーで勝った05年クリスタルC(GIII)の計3勝。

●生産者・笠松牧場
 JRA・GI初制覇。JRA重賞はディープスカイによる2勝。

●所属
 関西馬の勝利は06年のロジック以来となる2年ぶり7回目。関東馬は6勝。

●1番人気の優勝
 97年シーキングザパール、98年エルコンドルパサー、01年クロフネ、04年キングカメハメハに続く5頭目

毎日杯
 前走毎日杯からこのレースを制したのは96年タイキフォーチュン、01年クロフネ、03年ウインクリューガー、04年キングカメハメハに続く5頭目ウインクリューガー(毎日杯8着)以外は両レースを連勝している。

●売り上げは大幅アップ
 NHKマイルCが行われた11日の東京競馬場の入場人員は、前年比92.5%の5万1015人とダウン。しかし、NHKマイルCの売り上げは前年比112.7%の175億3241万7700円と大幅にアップした。