大波乱

7:16準急新宿行
7:46東京メトロ丸ノ内線荻窪
8:00−17:00アルバイト;珍しく鼻高々。
17:12東京メトロ丸ノ内線荻窪行;残念ながら3席分のパッタン席から5席分のプラスチック製の椅子になっていた。(西新宿)
17:21区間準急唐木田
17:27多摩急行唐木田
床屋
18:23区間準急唐木田
東秀;つけめんと餃子

1着レジネッタ(小牧太騎手)
 折り合いがついてしっかり伸びてくれた。ファンの皆さんに、やっとGIを勝てました、お待たせしましたと言いたい。この馬は勝負根性がいい。本当にいい脚を使ってくれた。

(浅見秀一調教師)
 ここまで走ってくれるとは思わなかった。一番低い賞金額だったがチャンスを生かせた。道中で冷静に走っていたから力は出してくれると思っていた。

2着エフティマイア(蛯名正義騎手)
 間隔を空けて立て直し、状態は良くなっていた。暖かい季節の方がいい馬だから。一瞬勝ったかと思ったんだが。

3着ソーマジック(後藤浩輝騎手)
 最後にもうひと伸びしているのだが…。重賞初挑戦でこれなら頑張っている。完成はまだ先の馬だからね。

4着ハートオブクィーン(幸英明騎手)
 内々を回って、やったかと思ったんだが…。よく伸びてはいるが、もう一歩切れ味があれば。

5着リトルアマポーラ(武幸四郎騎手)
 1歩目が遅れてしまって、でも途中からマクるわけにもいかないし…。最後はよく伸びていた。

8着トールポピー(池添謙一騎手)
 勝ち馬の後ろにいたんだが…。直線では外の馬と併せる形になり、集中して走っていたが爆発しなかった。残念です。

12着オディール(安藤勝己騎手)
 返し馬の感じが良くてこれならと思ったのだが…。4コーナーの反応が悪くて、直線も伸びなかった。

小牧太騎手
 公営・兵庫所属時も含め、49回目の挑戦でJRA・GI初勝利。JRA重賞はスマイルジャックで勝ったスプリングS(GII)に続く今年2勝目、通算10勝目。

浅見秀一調教師
 桜花賞初勝利。JRA・GIは98年天皇賞・春(メジロブライト)、03年阪神ジュベナイルフィリーズ(ヤマニンシュクル)、06年菊花賞(ソングオブウインド)に続く通算4勝目。牝馬クラシックは初。JRA重賞は06年菊花賞以来の通算14勝目。

フレンチデピュティ産駒
 桜花賞牝馬クラシックともに初勝利。JRA・GIはクロフネの01年NHKマイルC、01年ジャパンCダートピンクカメオNHKマイルCに続く通算4勝目。4勝中3勝が芝1600m。

サンデーサイレンス(SS)の孫が4連覇
 05 年ラインクラフト(母の父SS)、06年キストゥヘヴン(父アドマイヤベガ、父の父SS)、07年ダイワスカーレット(父アグネスタキオン、父の父SS) に続き、祖父にサンデーサイレンスを持つ馬が4連覇。03年スティルインラブ、04年ダンスインザムードの直仔2頭を加えると、6年連続でサンデーサイレンスの血を持つ馬が勝っている

●馬主・社台レースホース
 04年ダンスインザムード以来2度目の桜花賞制覇。JRA・GIは高松宮記念(ファイングレイン)に続く今年2勝目。

●生産者・追分ファーム
 JRA重賞は06年菊花賞(ソングオブウインド)以来となる通算10勝目。JRA・GIは03年フェブラリーS(ゴールドアリュール)、05年マイルCS(ハットトリック)、06年菊花賞に続く4勝目。

●所属
 関西馬の優勝は2年連続。過去10年の内訳は関西馬8頭、関東馬2頭となっている。

●高配当
 単勝4,340円は、63年ミスマサコの5,730円に次ぐ桜花賞史上2位の高配当。3連単7,002,920円はレース史上最高配当。重賞史上では昨年のNHKマイルC(9,739,870円)に次ぐ2位。JRA全体でも史上6位の高配当となった。なお、クビ差4着の16番人気ハートオブクィーンが3着に入っていれば、3連単の配当は18,997,530円で、JRA史上最高配当(現在1位は18,469,120円)となっていた。

●馬名の由来
 レジネッタ(Reginetta)は、イタリア語で「若い女王」の意。

13日、阪神競馬場で行われた牝馬クラシック第1弾・桜花賞(3歳牝、GI・芝1600m)は、小牧太騎手騎乗の12番人気(単勝43.4倍)レジネッタ(牝 3、栗東浅見秀一厩舎)が、道中は中団を追走。直線では横一杯に広がった競り合いの中、外から豪快に追い込み、先に抜け出した15番人気エフティマイアをゴール前で1/2馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは1分34秒4(良)。さらにクビ差の3着には5番人気ソーマジックが入り、3連単は 7,002,920円の大波乱となった。2番人気リトルアマポーラは5着、1番人気トールポピーは8着、3番人気オディールは12着に敗れている。
 勝ったレジネッタは、父フレンチデピュティ、母がJRA1勝のアスペンリーフ(その父サンデーサイレンス)という血統。昨年9月に札幌でデビューし、2戦目(札幌・芝1200m)で初勝利を挙げると、続く500万下(京都・芝1600m)も連勝し、阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)にも駒を進めた(6 着)。今年初戦のエルフィンS(OP)は3着。前走のフィリーズレビュー(GII)で3着に入り、優先出走権を獲得してここに臨んでいた。通算成績7戦3勝(重賞1勝)。

13日、阪神競馬場で行われた桜花賞(3歳牝、GI・芝1600m)の全着順、払戻金は以下の通り。

1 レジネッタ 1:34.4
2 エフティマイア 1/2
3 ソーマジック クビ
4 ハートオブクィーン クビ
5 リトルアマポーラ ハナ
6 マイネレーツェル 1/2
7 エイムアットビップ 1/2
8 トールポピー クビ
9 エアパスカル クビ
10 ブラックエンブレム 1.1/4
11 ベストオブミー クビ
12 オディール 1/2
13 シャランジュ 2
14 ルルパンブルー 1/2
15 デヴェロッペ ハナ
16 マダムルコント 3
17 エーソングフォー 9
ポルトフィーノ 取消

単勝
15 4,340円
複勝
15 1,120円
18 3,310円
13 430円
枠連
7-8 2,340円
ワイド
15-18 35,680円
13-15 5,880円
13-18 22,260円
馬連
15-18 196,630円
馬単
15-18 334,440円
3連複
13-15-18 778,350円
3連単
15-18-13 7,002,920円