I世界情勢

 イラクでのテロの首謀者とされるザルカウィ容疑者が率いる「イラク聖戦アルカイダ組織」が、同容疑者の負傷を認める声明を出したことで、イラク国内では「重体か、死が近いのではないか」との見方が広まっている。
 声明は武装勢力の活動を鼓舞する狙いがあるとみられるが、組織にとってはダメージになる指導者の負傷を公表した意図には疑問も残り、真偽は確認されていない。
 声明には同容疑者のこれまでの教えや「功績」を振り返る記述があったほか、イスラム教の聖典コーランから「あなた方が苦難に陥ったときは彼らも同じように苦しんでいる」との文章を引用するなど、容体の重篤さを示唆する個所もあるという。(ヤフーホームページより)