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プロミス<8574.T>が三洋信販<8573.T>を買収し、合併の検討に入っていることがわかった。関係筋が明らかにした。貸金業法の改正で消費者金融業界の先行きが不透明感を増している中、両社は規模拡大による生き残りを目指したい考えだ。
 プロミスが三洋信販に買収を提示している模様だが、関係筋は「まだ合意には至っていない」としており、両社の協議が物別れに終わる可能性もある。

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ニッポン放送株のインサイダー取引事件の裁判で、東京地裁は、村上ファンド前代表、村上世彰被告に対し、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。村上被告は判決を不服として、ただちに控訴しました。
 村上ファンドの前代表、村上世彰被告(47)は2004年11月、ライブドア側からニッポン放送株の買い占め情報を聞いた上で、大量の株を買い付けた証券取引法違反インサイダー取引の罪に問われています。
 19日の判決で東京地裁は、「村上被告の捜査段階での自白は信用できるが、裁判での無罪主張は信用できない」と指摘。
 さらに、ライブドア側によるインサイダー情報の伝達を認めた上で、「一般投資家には決してできない特別な地位を利用した犯罪で、類をみないほどの巨額な利益を得ていて、証券市場の信頼を著しく損ねた」として、村上被告に懲役2年、罰金300万円、さらにインサイダー事件としては過去最高額の追徴金およそ11億5000万円を言い渡しました。
 判決の言い渡しの間、村上被告はぼう然とした様子で、判決後には「不当な判決だ」とコメント。ただちに、控訴しました。
※頭脳派にとっては不利なような判決に思えるが、法の裁きが出た以上、従わざるを得ない。

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文化庁長官で臨床心理学者の河合隼雄(かわい・はやお)氏が19日午後2時27分、脳梗塞(こうそく)のため、入院中の奈良県天理市の病院で死去した。79歳だった。兵庫県篠山市出身。本人、遺族の希望により密葬を行い、後日、お別れの会を開く。
 河合氏は昨年8月、奈良市の自宅で就寝中に脳梗塞を起こし、搬送先の病院で緊急手術を受けたが、意識不明の状態が続いていた。今年1月、任期満了で長官を退任した。
 1952年、京都大理学部数学科卒。米国留学を経て62年からスイス・チューリヒユング研究所で学び、日本人として初めてユング精神分析家の資格を取得。わが国のユング派心理分析の第一人者として知られる。
 臨床心理学者の立場から、日本と海外の神話の比較研究を行うなど、日本文化論でも独自の優れた業績を上げた。
 行政や教育の分野にも通じ、広く活躍。故小渕恵三元首相の私的諮問機関「21世紀日本の構想」懇談会の座長や、教育改革国民会議委員など政府関係委員を歴任し、2002年1月、史上3人目の民間人として文化庁長官に就任した。児童・生徒の心の悩みにも関心を寄せ、スクールカウンセラー導入にも尽力した。