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世界最大の馬主軍団ゴドルフィンがアドマイヤムーン(牡4、栗東・松田博)獲得に乗り出し、40億円の巨額トレードを近藤利一オーナーに申し入れたことが16日、明らかになった。条件には種牡馬だけでなく、競走馬としての権利も含まれる。今月中にも合意に達して海外へ移籍。ロイヤルブルーの勝負服で飛躍する。
仰天のトレードマネーが、ゴドルフィンを率いるシェイク・モハメド殿下から提示された。アドマイヤムーン獲得のために用意された金額は40億円。近藤オーナーに対しては、6日に正式な申し入れがなされた。日本競馬史上、海外からこれだけ巨額のオファーを受けた馬はいない。
アドマイヤムーンは今年3月、ドバイデューティフリーで持ち前の瞬発力を発揮し快勝。さらに香港のクイーンエリザベス2世C3着、宝塚記念1着と、世界のG1で好走を続けたパフォーマンスが高く評価された。獲得の条件には、種牡馬としてだけではなく現役競走馬としての権利も含まれる。トレード成立の暁には、海外で競走生活を続けることになる。移籍先は専属契約を結ぶ英国のサイード・ビン・スルール厩舎が有力とみられる。
ディープインパクトがいなくなり、アドマイヤムーンがいなくなると…メイショウサムソンに頑張ってもらうしか。せめて有馬記念には出て欲しいのだがそれは難しいか。