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 産業再生機構の支援で経営再建中のダイエーは、新たに15店舗の閉鎖を発表し、不採算のために閉鎖を予定していた53店舗すべてが出そろった。また、浜松町オフィスセンター(東京都港区)の本社を来年6月をめどに、都内の別の場所に移転することも発表した。本社が入居するビルで営業するナウ芝公園店も来年6月に閉鎖するため、閉鎖店舗は54店舗になる。中国と四国地方からは下関(山口県下関市)を残して事実上撤退し、東北地方も仙台店のみが残る。今後残った22都道府県の209店舗で改装を行って再建を進める。
 今回、閉鎖が決まったのは、苫小牧店(北海道苫小牧市)▽いわき店(福島県いわき市)▽津田沼店(千葉県習志野市)▽西葛西店(東京都江戸川区)▽北野店(同八王子市)▽川口店(埼玉県川口市)▽新潟店(新潟市▽長野若里店(長野市*1ハーバーランド店(神戸市)▽岡山店(岡山市)▽南松山店(松山市)▽南長崎店(長崎市)。さらに、ディスカウント店のDマート足利店(栃木県足利市)、スポーツ専門店のスポーツワールド33(神戸市)も閉鎖する。いずれも11月30日付の閉店。

*1:これがなくなると、次はベイシアか長崎屋かイトーヨーカドー西友、アップルランドに消費者は逃れることになるのかな。