F政治・経済

 KDDIが東電の通信子会社、パワードコムの全株式を取得し、2006年1月にも吸収合併することで基本合意。
 KDDI光ファイバー回線などの固定通信網を強化し、NTTグループに対抗する。KDDIパワードコム株と引き換えに東電にKDDI株を割り当て、東電は京セラやトヨタ自動車に次ぐKDDIの主要株主となる。東電はKDDIに役員を送り込み、経営に関与することも検討する。KDDIの固定通信網拡大と、パワードコムの携帯電話分野拡大のそれぞれの思惑通りになると判断したため。